堺武弥

神奈川県横浜市出身。ドイツ国立ベルリン芸術大学にて研鑽を積み、2001年2月に指揮デビューを果たす。
以来、国内外のオーケストラを指揮し、日本では東京吹奏楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、池袋アニメーションフィルハーモニー、アンサンブル・ムジーク弦楽合奏団など、多方面で活躍している。
アマチュアオーケストラや吹奏楽団、マンドリンオーケストラの指揮にも積極的に取り組み、これまでに掛川市民オーケストラ、市川交響楽団、鹿児島交響楽団、福井交響楽団、ムジカ・パストラーレ、幕張フィルハーモニー管弦楽団、中部大学管弦楽団、千葉ニュータウンフィルハーモニー・オーケストラ、名古屋芸術大学オーケストラ、浜松医科大学管弦楽団、会津市民オーケストラ、東京ポップスフィルハーモニック、いずみ吹奏楽団、ヤマハ浜松吹奏楽団、ナゴヤディレクターズバンド、ヤマハ横浜吹奏楽団、岐阜聖徳学園大学ウィンドアンサンブル、会津シンフォニック・アンサンブル、磐田吹奏楽団、クラノワ・カルーク・オーケストラ、ムジカウィンドオーケストラ、吹奏楽団「幻」、ダーマウインドアンサンブル、岐阜ブラスオルケスター、ひたちなか市民吹奏楽団、⑧stringsなど、数多くの団体で指揮を務めている。
また、全国で展開されている自由参加型吹奏楽イベント「自由演奏会」での音楽指導や、吹奏楽コンクール審査員としても活動。2009年には第33回全国高等学校総合文化祭の講師を務め、ヤマハ浜松吹奏楽団とのCD録音や、同楽団がアメリカ・シカゴで開催されたミッドウエスト・バンド・クリニックに出演した際の指揮も担当した。さらに、名古屋芸術大学において指揮法、オーケストラ、室内楽の講師も務めるなど、後進の指導にも力を注いでいる。
オペラ指揮者としても活躍し、三木稔作曲《きみを呼ぶ声》や齋藤大輝作曲「山門の竜」の初演指揮を務めるなど、国内外で多彩な活動を展開。音楽教育にも情熱を注ぎ、オランダでは幼稚園・小学校・中学校でのワークショップに参加し、「幼稚園児のためのリズム講座」や「小学生と中学生のためのオーケストラ講座」を開催。日本国内でも小・中学校の音楽教室での指揮や、子どもから大人までが参加する合奏体験「百音の会」での指導を行っている。また、ふじの国こども芸術大学「手作り打楽器でサンバのリズムを演奏しよう!」では講師を務め、知育楽器「おとでおはなし®」シリーズの監修も手掛けている。
指揮法講座も世界各地で展開しており、ドイツではボンやハンブルク、ハンガリーではセゲド、日本では北海道から沖縄まで幅広く指導活動を行っている。
現在、指揮棒メーカーPICKBOYの技術顧問を務めるほか、会津シンフォニックアンサンブル常任指揮者、掛川市民オーケストラ音楽監督、⑧strings音楽監督、東京ポップスフィルハーモニック音楽監督、池袋アニメーションフィルハーモニー指揮者として活躍している。



